「経皮毒が原因で羊水からシャンプーの匂いがした」って言う都市伝説
発がん性物質なんかはよくよくそういうことが言われたりしますよね。
で、経皮吸収するタイプの貼る薬があるものですから、お医者さんでも信じてる人がいるらしいんです。ほんと。
詳しくはやはりお医者さんのブログに詳しく書いてありますので、興味ある方は一読しておくと良いかも。
都市伝説「経皮毒が原因で羊水からシャンプーの臭いがした」・・・ニセ医学です。
シャンプーによく使われる成分のことにもきちんと触れておりまして
「シャンプーが羊水を汚染する」というデマにおける毒は「ラウリル硫酸ナトリウム」、簡単に言えば「界面活性剤」が毒であって悪いということになっています。このラウリル硫酸ナトリウムは一時期発がん性があるのでは?と騒がれた物質です。万が一、この毒が体内に入り込み子宮に集まった場合、羊水がシャンプーの匂いになるわけありませんよね、匂いは香料がほとんど元になっているのですから。
ちなみにアメリカでは発がん性が声高く叫ばれてますが
ちなみに当時日本の厚生省で詳細に発がん性について検証が行われましたが、がんとの因果関係は認められませんでした。
体への害をうたってそれをネタに商売に繋げてることって多々ありましてデットクスをうたってるのはほとんどがそう。
その他ヘアカラーでも経皮毒のことが言われたりもしまして美容師としては大変迷惑なお話なのです。そんなこと言ったら女性美容師さんはもれなく羊水がシャンプーの香りになったりするのか?と。
ウェブでなんでも広く拡散してしまう良くも悪くも大変な時代ですから、元になる話とそれが本当なのかを常に疑わないといけませんねぇ。